【ドバイのお酒事情】ドバイでアルコールを飲むためのルールや購入方法を紹介

・「ドバイでお酒は飲めるの?」

・「ドバイでお酒を飲む方法を教えて欲しい」

ドバイ移住を考えている方でこのような疑問をお持ちの方は多いと思います。ドバイは、世界的に有名な国際都市ですので、イスラム圏内でありながらお酒を飲むことができます。

しかし、日本とは異なり、宗教関連でお酒に関して様々なルールがあるので注意が必要です。ドバイでのお酒事情を理解しておくことで、よりドバイで快適な生活ができること間違いありません。

そこで、今回は、ドバイでお酒を飲むためのルールや注意点について解説していきます。ドバイへの移住を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

 

 

ドバイでお酒は飲める? 

結論からいうと、ドバイでお酒を飲んで楽しむことは可能です。

本来、アラブ首長国連邦はイスラム教を国境としているため、飲酒は禁じられています。しかし、ドバイは「世界最大の貿易拠点」でもあり人口の大多数が外国人となったため、イスラム教徒以外も住みやすいようなルールとして、宗教に関係なくお酒を飲むことが可能な地域になりました。

ドバイでお酒を飲むには、イスラム教を信仰する方に配慮するために厳格なルールを守る必要があります。

 

ドバイでお酒を飲むためのルールとは?

 

では具体的にドバイでお酒を飲む際にはどのようなルールがあるのでしょうか。

以下の2つの場合に分けて考えていきましょう。

  • お酒を店で飲む場合
  • お酒を購入する場合

それぞれ説明していきます。

お酒を店で飲む場合

ドバイでは、どこでもお酒が飲めるわけではありません。

アルコール提供のライセンスを持っているレストランやバーなど指定された場合においてのみ、飲酒が可能です

そのため、アルコール提供可能のライセンスを持っている店かどうかを確認する必要があります。以下がドバイでお酒を提供しているレストランです。

  • Irish Village(アイリッシュ・ヴィレッジ)
  • Century Village(センチュリー・ヴィレッジ)
  • Planet Hollywood(プラネット・ハリウッド)
  • Jebel Ali Club(ジュベルアリ・クラブ)
  • Al Seefの一部のレストランなど

ちなみに、ドバイモールのレストランは、公共の場であるショッピングモールですので、お酒を飲むことができません。また、ライセンスを持ったお店は、ドバイ各地のホテル内のレストランがほとんどです。

ですので周囲にお酒が飲める場所が見つからない場合は、ホテル内のレストランを利用しましょう。

 

お酒を購入する場合

ドバイでお酒を購入するには、購入するための「リカーライセンス」を取得する必要があります。

リカーライセンスを取得するには、21歳以上であること必要書類を準備する必要があります必要書類は、以下の4つです。

  • Emirates IDのコピー
  • パスポートのコピー
  • VISAのコピー
  • 写真
申し込みは、ドバイの酒類販売店であるMMIまたは、African + Easternの公式ホームページから申請することができ、取得費用は270AED(約8100円前後)です。

 

お酒が購入できる場所

ドバイ市内でお酒を購入できるお店は、NMIまたは、African +Easternの2つだけです。

この2つは、ドバイで公認の酒類販売店ですので、安心して購入することができます。その他でお酒を手に入れる場合は、他の首長国でお酒を買うか、ドバイ国際空港の免税店でお酒を買うかの2択になります。

 

ドバイ国際空港

 

ドバイ以外の首長国でお酒を買うことのできる場所

  • Um Al Quwain首長国:バラクーダリゾート
  • Ajman首長国:ウェアハウス
  • No9Ras Al Khaimah首長国:アル・ハムラ・ビレッジ(セラー)
  • Fujairah首長国:フジャイラ・セラー
  • Abu Dhabi首長国:ユーロスター(ゴールデンチューリップ・アルジャジーラ・ホテル

なお、これらのお店はリカーライセンス無しでお酒を購入できます。

また、空港の免税店にてお酒を買う際には、買える量に制限があります。店員さんに確認をしてから購入することをおすすめします。

 

お酒に関しての注意点

ここまでドバイのお酒に関するルールを確認していきましたが、次に細かい注意点を解説していきます。

主に、以下の3つの注意点があります。

  • お酒を購入後は、周りから見えないように配慮する
  • 酔った状態で外出しない
  • 飲酒運転禁止

それぞれ説明していきます。

 

お酒を購入後は、周りから見えないように配慮する

お酒を購入した際は、周りから見えないように配慮しましょう。

基本的にはお酒を購入した時に、中身が見えない袋も一緒に渡されますので、対策としてはそれで十分です。

いくらお酒が飲めるからと言ってもドバイはイスラム圏内の地域です宗教上、禁酒している人もいらしゃるので、その方達に配慮することは最大限のマナーです。地域の文化を尊重する意味でも、お酒を購入したら、周りから見えないようにしましょう。

 

酔った状態で外出しない

ドバイでは、公共の場で酔っ払っているとみなされると、法律違反になるので、酔った状態での外出は控えましょう。

法律違反をした場合は、罰金や投獄という形になってしまうので、日本のように外で騒ぐことは絶対にあってはなりません。こちらもマナーとして重要なことでもありますので、酔った状態での外出は避けましょう。

 

飲酒運転はしない

当然ですが、酔った状態での車の運転は、事故やトラブルに繋がります。

アラブでは、アルコール影響下での運転に関して、細部までの罰則を決めて綿密に処分を行う方式「ゼロ・トレランス方式」をとっています。

そのため、アルコールがどんなに少量であったとしても、罰金・投獄・国外退去となる可能性は十分あります。

日本国内でも禁止事項ではありますが、それより厳しく処罰されますので、飲酒運転は絶対に止めましょう。

 

ドバイでお酒が飲めるおすすめのバー5選

ドバイでは、お酒を提供することが許可されているバーがたくさんあるため、安心してお酒を嗜むことができます。ここでは、観光や仕事帰りにおすすめのバーを5つ紹介します。

 

Qd’s 

Qd’sは、まるで海に浮かんでいるようなロケーションで、とても人気が高いレストランです。特に、夕方に訪れると、綺麗なサンセットを眺めながらお酒と料理を楽しむことができます。カクテルとラムチョップが有名なので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

営業時間

日曜日ー水曜日17:00~2:00 木曜日ー土曜日 17:00~3:00
ホームページ

https://www.hyattrestaurants.com/en/dining/uae/dubai/middle-eastern-restaurant-in-dubai-creek-qd-s

 

Bar Buci 

Bar Buciは、モール・オブ・ジ・エミレーツの近くにあるラウンジで、買い物終わりに落ち着いた雰囲気の中でしっぽりとお酒を楽しみたい方に最適なバーです。タイミングが良ければ、ジャズのライブ演奏を聴くことができます。

営業時間日曜日ー金曜日18:00~2:00 土曜日 16:00~2:00
ホームページ

https://www.jumeirah.com/en/dine/dubai/al-qasr-bar-buci

 

Chelsea Arms Pub

Chelsea Arms Pubは、ドバイで最も古いイングリッシュ・パブで、美味しいビールを片手にフィッシュ&チップスを食べることができます。また、欧米の大衆居酒屋のような雰囲気があり、スポーツイベントがある日には、他のお客さんと一緒に観戦しながらお酒が飲める場所です。

営業時間月曜日ー日曜日 17:00〜2:00
ホームページ

https://www.morecravings.com/en/venues/chelsea-arms-pub

 

Ce La Vi

Ce La Vi は少し料金が高めですが一流のシェフが腕を振るう料理が美味しいと有名で、お誕生日や記念日の利用におすすめのバーです。また、ダウンタウンの景色とブルジュハリファの景色を独り占めできます。曜日によって営業時間が異なるため注意が必要です。

営業時間

月曜日・火曜日 closed

水・金・土曜日 17:00~3:00

木・日曜日   17:00~1:00

ホームページ

https://www.celavi.com/en/singapore/

 

At. Mosphere

ブルジュハリファの122階にある高級ラウンジです。世界一高い場所にあるレストランとしてギネス記録を受賞しています。ドバイの眺めを一望しながら嗜むお酒は格別です。簡単なドレスコード・予約が必要なため、事前に確認しましょう。

営業時間月曜日ー日曜日   17:00~2:00
ホームページhttp://www.atmosphereburjkhalifa.com/

 

 

まとめ

今回は、ドバイでお酒を飲むためのルールや購入方法について解説していきました。ドバイは観光業が盛んなため、イスラム圏内であってもお酒に関して許されている部分はあります。

しかし日本よりも厳しいルールがあり、罰則もかなり重いです。また、各首長国ごとでルールも異なっており、同じ首長国であるシャルジャではお酒が一切禁止されています。

お酒で余計なトラブルを生まないためにも、各首長国のルールに従い、快適な移住生活を送りましょう。