ドバイに移住するための5ステップ
ドバイ移住を実現するためには以下の手順を踏む必要があります。
- 居住ビザを選択する
- ドバイに入国
- 健康保険への加入手続きを済ませる
- ビザを取得
- 住居を購入・賃貸する
なお申請するビザの種類によって手順は多少変わりますが、基本的に流れは同じです。憧れのドバイ移住をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください!
ドバイ移住の8ステップ
①エージェントへ依頼
②VISAの選択
③書類の提出
④入国
⑤健康保健への加入
⑥健康診断の受診
⑦エミレーツID発行
⑧物件契約より詳しい内容はプロフィール欄の記事からご確認ください。
— もり@ドバイ🇦🇪移住サポート (@dubaioption) September 1, 2022
【STEP1】居住ビザを選択する
ドバイに移住するには、居住ビザを取得しなければなりません。
なお、居住ビザには目的や滞在期間によって、複数の種類が存在しています。ドバイにおける代表的なビザの種類は以下の通りです。
ビザの種類 | 対象 |
グリーンビザ | ・フリーランス、専門職向け(5年) ・投資家ビザ(5年) ・教育ビザ(2年) ・就労ビザ(2年) |
ゴールデンビザ | ・教育ビザ ・投資家ビザ ・起業家ビザ ・研究者・教職員ビザ ※共通して10年間有効 |
取得するビザによって申請手続きに必要な書類は異なるため、ご自身の目的を叶える最適ななものを選択しましょう。
とはいえ「どの種類のビザが最適か自身では判断できない」「必要な書類がわからない」という方も多いかと思います。その場合、エージェントやサポートサービスに依頼するのが一般的です。
エージェントの指示通りに日本からパスポートや証明写真などの申請に必要な書類を提出し、審査が通り次第、次のステップに進みます。
ドバイがいいと思います。
居住ビザも取りやすいですし、6ヶ月に一度 ドバイに行けばビザは問題ないので、他の国で滞在も可能です。
それに法人税@所得税は無しなので、いいと思いますよ。— KIMKWWANGJI (@KIMKWANGJI) July 22, 2019
【STEP2】ドバイに入国
ビザ取得の申請書類の提出が完了したら「EVISA」という仮のビザが発行されます。そのビザでドバイに入国してください。
入国後は政府からの申請を受け、健康診断や指紋登録を行います。各種手続きが完了後、約1カ月月半ほどで通知が届きます。それなりに待ち時間があるため、この間に健康保険の加入手続きなども済ませておくと良いでしょう。
なお、面倒な申請が不要な観光ビザでとりあえず入国し、現地で居住ビザに切り替えることも可能です。ただし、日本からドバイへ入国する場合の観光ビザは30日間なので、早めに手続きしないと間に合いません。
滞在期間が伸びるとその分、宿泊費などの滞在費用もかかるため日本でできる手続きは済ませてから入国するのがおすすめです。
エミレーツ航空でドバイに入国しました https://t.co/edu4E4JbK8
via @YouTube pic.twitter.com/donaqaw3wZ— しょう🇦🇪ドバイ在住 (@show_dubai) February 18, 2022
【STEP3】健康保険への加入手続きを済ませる
従来まで、ドバイで居住ビザを取得するためには、民間の健康保険の加入証明が必要でしたが2022年8月に制度が変更となり、現在では必ずしもビザ取得のタイミングで加入する必要はなくなりました。
ただし、いずれにせよ健康保険の加入は義務付けられているため、出来るだけ早めに手続きを済ませておくのがおすすめです。
なお、ドバイで民間の健康保険に加入するための費用は、保証内容によって大きく異なります。
一般的には20〜30万円程度が相場と言われていますが、安価なプランだと5万円ほどで加入できるものもあります。その分、補償内容は簡素になってしまうため、定期的な通院が必要な方であれば等級の高い20万円程度のプランを選択しましょう。
ドバイに来て約1ヶ月、ビザ取得や健康保険加入、引っ越しなど終わってとりあえずひと段落!
ルワンダ移住と比較するとスムーズだったけど、やはり海外移住ともなるとそれなりにトラブルやイレギュラーおきますね。
心とスケジュールに余裕持つの大事(銀行の対応ひどくてちょっとイライラした🤫w
— Hikaru@BlockchainGamer (@hikaru_bcg) July 7, 2022
【STEP4】エミレーツIDの発行
健康診断や指紋登録の手続きが完了したら「エミレーツID」という身分証明書が発行されます。
エミレーツIDは日本でいうところの「マイナンバーカード」のような役割で、住居や携帯電話の契約、銀行口座の開設に必要です。また、申請したビザの情報もエミレーツIDに記載してあるため、居住証明の役割も果たします。
今後、ドバイで生活していくうえで、何かと必要になる証明書ですので厳重に管理しておきましょう。
本日は、ドバイのエミレーツID(住民カード)と運転免許証を取得してきました!
これを以てドバイで必要な全ての住民手続きがコンプリートしました!
順調にいって良かったです! pic.twitter.com/YXxuI4bMzi— 与沢 翼 – YOZAWA TSUBASA (@tsubasa_yozawa) April 24, 2016
【STEP5】住居を購入・賃貸する
エミレーツIDを取得できたら、ドバイでの住居を購入または賃貸手続きを行いましょう。
ドバイの賃貸物件の家賃相場は10〜15万円程度が一般的です。もちろん間取りや立地によって家賃は大きく変動するので、ご予算に応じて最適な物件をお探しください。
またドバイの物件は年間契約が一般的です。契約時に年間家賃の一括前払いを求められることも多いため、まとまった費用を用意しておく必要があります。
とはいえ物件によっては月ごとの分割払いが可能なケースもあるため、支払いについて事前に確認、相談をしておきましょう。
なお、ドバイの賃貸物件についてさらに詳しく知りたい方は「ドバイの賃貸事情|間取り別の安いコンドミニアム・アパートも紹介」も合わせてご確認ください!
オンラインでドバイの不動産の内覧をしてきました。現地にいかずともこうして物件選びをできるってマジで便利過ぎる。 pic.twitter.com/Qlc864FzBm
— かとう社長(NFT) (@kato_shacho) December 13, 2021
ドバイに移住するにはビザ選びが重要!
ドバイに移住するために最も重要なポイントが居住ビザ選びです。用途や滞在期間、取得条件などによって居住ビザは細かく分類されているため、自身の希望を叶えるビザを見定める必要があります。
なお、ドバイ移住者の多くが申請する代表的なビザとして、以下のようなものが挙げられます。
居住ビザの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
法人ビザ | ・ドバイで設立した法人の代表者・社員を対象としたビザ ・最大3年間有効 ・申請費用は200万円程度 | ・社員や家族のビザも発行可能 ・申請手続きが比較的簡単 | ・法人設立費用がかかる ・年間更新費用がかかる |
被雇用者ビザ | ・企業に勤める正社員を対象としたビザ ・雇用期間中は滞在可能 | ・勤務先の企業が手続きを済ませてくれる ・高額な申請費用や移住費用も不要 | ・現地での雇用先を探さなければならない ・もしクビになったらビザも停止になる |
不動産ビザ | ・一定金額以上の不動産を購入することで得られるビザ ・75万AED※(約3,000万円)以上の不動産購入で3年間 ・200万AED※(約8,000万円)以上の不動産購入で5年間 | ・家族や本人以外のビザも申請可能 | ・現地での就労やビジネスは認められていない ・一定の資産、毎月約40万円以上の収入があることを証明しなければならない |
ヴァーチャルワーキングビザ | ・リモートワーカーを対象としたビザ ・1年間有効 ・3カ月間の月収または月の利益が60万円以上の場合、申請可能 ・社員だけでなく個人事業主やフリーランスも対象 | ・30万円ほどで申請可能 ・日本から案件を受注している場合でも申請可能 | ・申請者本人のみ有効 ・有効期間は1年間と短い |
※1AED=40円で算出
メリット・デメリットを見比べて、自身に最適な居住ビザを検討しましょう。
なお、ドバイのビザ取得に関してさらに詳しく知りたい方は「ドバイ移住の条件を紹介!ビザの取得/延長や居住期間も解説【2022年最新】」も合わせてご確認ください!
移住ってビザ問題めっちゃ大きいんだけど、ドバイは今の所ビザを取るのが簡単なので、簡単なうちにきた方がいいと思う。
シンガポールのように誰しもが移住できる、っていう環境じゃなくなる可能性あると思うし。
— き つ ね@ドバイ在住 (@__seofox__) September 9, 2022
ドバイへ移住する際に知っておくべきポイント
ドバイ移住の手続きを進めるうえで知っておくべきポイントをご紹介します。
勘違いしている人も多い永住権についてや事前に把握しておくことで、手続きをスムーズに進められるポイントなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
永住権も存在するが難易度は高い
もともとドバイには、永住権というシステムは存在していませんでしたが、2018年の内閣決議により「投資家永住権システム」が承認されました。
本制度によって70カ国6,800人の在住外国人を永住権発給対象者として認めたことで、2019年6月、ドバイの永住権である「ゴールドカード」を初めて在住外国人に付与しました。
永住権発給対象者には投資家や実業家、起業家、高度な能力を有する専門家や学生などが含まれており、家族への永住権も発給されるようです。
従来までは最長10年間ごとのビザ更新が必要でしたが、ドバイへの永住を望む方にとって申請の手間が省けるのは大きなメリットといえます。
ただし、対象者に選ばれるには政府から国家に貢献する有能な人材として認められる必要があるため、難易度は非常に高いといえるでしょう。
ビザ取得のみを提供するサービスには要注意
ドバイで居住ビザを取得する際、エージェントやサポートサービスに依頼する方がほとんどだと思います。その際「ビザ取得のみ」を斡旋する業者に依頼するのはおすすめしません。
エージェントに依頼してビザを取得する場合、スポンサーは代理店になります。ドバイでは、携帯電話・インターネットやインフラの契約、銀行口座開設など各種手続きの際、スポンサーの許可レターが必要です。
そのため、単純にビザ取得のみをサービスとしている業者に依頼してしまうと、ドバイに入国できてもその後の手続きに困ってしまう可能性があります。
慣れない海外では何かと手続きが進まないことも多いため、居住ビザの手続きだけでなく、生活に必要な契約手続きのサポートも行ってくれる業者を選ぶと安心です。
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